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日本電気株式会社

 

 

 

CyberWorkBench(CWB)は、C言語で書かれたプログラムをFPGAやASICとして「合成」し、C言語で「機能やタイミングの検証」ができる統合設計環境です。衛星や通信機器、ミッションクリティカルサーバ等高い信頼性が必要な装置の設計にも利用されております。


動作合成はANSI-C/SystemC入力に対応し、制御系とデータパス系双方の回路を合成可能です。アーキテクチャ自動探索、複雑な制御が混在したループの自動パイプライン化、大規模階層設計支援、バスI/F生成等多彩な機能を有し、音声/画像等の高速リアルタイム処理、認識処理、モーター制御、更には高速証券取引向け低遅延処理など、幅広い設計領域に適用されています。


形式検証機能として、C記述上のassert文が不成立な場合をフォーマルに見つける「モデルチェッカ」があります。動的検証は、動作レベルやサイクル精度レベルのシミュレーションモデルを生成し、RTLに比べ数十倍~数百倍高速な検証を可能とします。


更に、合成後のサイクル精度モデルを実行しながら効率良くデバッグするための「ソースコードデバッガ」を用いることで、C言語で設計したハードウェアもソフトウェアと同じ感覚でデバッグすることが可能になります。

 
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