1984年に設立されたアルデックは、エレクトロニクス・デザイン検証のインダストリ・リーダです。RTL設計、RTLシミュレータ、SoC/ASICエミュレーション・プロトタイピング、デザインルールチェック、CDC/RDC検証、IPコア、要求ライフサイクル管理、DO-254機能検証、組込みソリューション、ハイパフォーマンスコンピューティングおよび軍事/航空宇宙向けソリューションなどをリリースし、大規模FPGA/ASIC/SoCや組み込みシステム・デザインの開発に採用されています。アルデックのEDA検証ツールのユーザはデザインのパフォーマンス・アップや開発期間短縮、コスト削減に成功しています。
アルデックのHESボードシリーズは、Xilinx UltraScale+、UltraScale、Virtex-7、ZynqやMicrosemi PolarFire、SmartFusion2などを複数個搭載したFPGAボードです。FMCコネクタを採用し柔軟な拡張性を実現した『HES-UltraScale 440』をはじめ、7,900万 ASICゲートまで対応した『HES-UltraScale 1320』など多彩なプロトタイピングボードをラインアップしています。
HES-XCVU9P-ZU7EV
HES-XCVU9P-ZU7Eには、高性能コンピューティングアプリケーション向けにZynq UltraScale+ ZU7EV MPSoCとVirtex UltraScale+ XCVU9P FPGAを搭載しています。ZynqデバイスのARMコンピューティングプラットフォームとUltraScale+プログラマブルロジックを組み合わせることで、標準のPCIe 3.0 x16フォームファクタで高速処理と究極のカスタム設計が可能になります。
HES-US-440
HES-US-440ボードには、XCVU440ロジックモジュールとARMデュアルコアCortex-A9 CPUを搭載したXilinx Zynq-7000ホストモジュールを搭載しています。このボードは、最大2600万ゲートの中規模ASICデザインの高速物理プロトタイプとエミュレーションに最適化されています。
HES-MPF500-M2S150
HES-MPF500-M2S150ボードには、Microsemi PolarFire MPF500T FPGAロジックモジュール1つと、ARM Cortex-M3を搭載したSmartFusion2 M2S150 SoCホストモジュール1つを搭載しています。このボードは、Microsemi SmartFusion2 SoC FPGAとPolarFire FPGAの独自の統合を特徴としています。
この他にも各種ボードのご用意があります。
また、HESボードでSoC/ASIC のハードウェア、およびソフトウェア開発向けハイブリッド検証環境『HES-DVM』のご用意もございます。HES-DVM は、同じハードウェアを使用してシミュレーションアクセラレーションやトランザクションレベル コ・エミュレーション、インサーキットエミュレーション(ISE)、プロトタイピングなど色々なモードでチップレベルやシステムレベルのデザイン検証を実行する事が可能です。また各モードに対して適切でかつ容易な自動セットアップ(デザイン分割、パーティショニング、インタコネクト、クロック変換など)、およびデバッグ機能(信号のキャプチャ、メモリのバックドアアクセス他)を提供しています。
TySOMは、ARM CortexプロセッサとFPGAを組み合わせたXilinx Zynqオールプログラマブルモジュールを搭載した組込みアプリケーション向けの開発ボードファミリです。これらのボードは豊富な周辺機器を搭載しているため、自動車、IoT、産業オートメーション、組込みHPCなどのさまざまな組込みアプリケーションで役立ちます。
TySOM-3A
TySOM-3A-ZU19EGは、SoCプロトタイピングソリューション、IP検証、グラフィック、ビデオ、波形、パケット処理および初期のソフトウェア開発などのリアルタイムエンジンとソフトおよびハードエンジンを組み合わせた64ビットプロセッサのスケーラビリティを提供するZynq UltraScale+ MPSoCデバイスを搭載したコンパクトなSoCプロトタイピングボードです。
TySOM-3
TySOM-3-ZU7は、グラフィック、ビデオ、波形、およびパケット処理のためのソフトおよびハードエンジンを結合したリアルタイム制御と64ビットプロセッサスケーラビリティを提供するZynq UltraScale+ MPSoCデバイスを搭載したコンパクトなプロトタイプボードです。
アルデックが提供するドーターカードは、HESまたはTySOMボードに含まれていない追加デバイスと周辺機器を提供し、これらボードの機能拡張が可能になります。
FMC-ADASカード
自動車および高度運転支援システム設計の試作および評価を可能にするように設計されています
FMC-INTFカード
PCI Express、QSFP+、ギガビットイーサネット、USBなど、一般的に使用される周辺機器を提供します
FMC-IOTカード
組込み設計で一般的に使用される一連のペリフェラルとインターフェイスを提供しています
FMC-VISIONカード
ディスプレイパネル、モニタ、およびカメラ用のマルチメディアインターフェイスを提供します
FMC-NETカード
産業グレードのギガビットイーサネット、WiFi/Bluetooth、QSFP+、およびその他の補助コネクタなどのネットワーク周辺機器を提供しています
FMC-QSFPカード
QSFP+およびSFP+を提供します
FMC-INDUSTRYカード
堅牢な条件に対するQoSと耐性が最も重要な業界で使用される通信インターフェイスの選択を頻繁に行うことにより、産業アプリケーションのプロトタイピングと評価を可能にするように設計されています
FMC-NVMEカード
M.2コネクタを使用した4つのNVMeインターフェイスを提供しています。さらに、FMCコネクタで最大7つのボードスタックをサポートしています
FMC-PCIeカード
PCIeルートコンプレックスとしても使用可能。エンドポイントカードとしては2つのPCIe x4インターフェイスまたは1つのPCIe x8インターフェイスを提供します
Active-HDL
Active-HDLは、Windowsで動作するチーム環境向けFPGAデザインおよびシミュレーションの統合ソリューションです。Active-HDLの統合デザイン環境(IDE)には、完全なHDL・グラフィカルデザインツールとRTL・ゲートレベル混合言語シミュレータがあり、FPGAデザインを短期間で開発から検証までできるようになっています。
Riviera-PRO
Riviera-PROは、次世代の最先端FPGAやSoCを制作するエンジニアの検証ニーズに対応します。テストベンチ生産性の最大化、再利用、高性能シミュレーション・エンジンとデバッグ機能を様々な抽象レベルで統合することによる自動化、さらには最新言語と検証ライブラリ規格のサポートなどが、Riviera-PROで実現できます。
ALINT-PRO
ALINT-PROはコーディングスタイルと命名規則、RTLと合成結果のシミュレーション不一致、スムーズで最適な合成、正しいFSM記述、 設計の後工程での問題、クロックおよびリセットツリーの問題、CDC、RDC、DFT、およびポータビリティと再利用のためのコーディングなどを中心に、VHDL、Verilog、SystemVerilogで記述されたRTLコードを解析する検証ソリューションです。
Spec-TRACER
FPGA/ASICデザインがますます複雑化、肥大化する中、要件も幾何級数的に増加しています。そのため、要求を効率的に監視・追跡するメソドロジが、高品質・高信頼性・安全な製品を作る上でこれまでにないほど重要なものになっています。Spec-TRACERはFPGA/ASICデザインを意識して作られた統合型要件ライフサイクル管理アプリケーションです。要求管理、トレーサビリティ、テスト管理、影響分析およびレポートを促進します”