Design Solution Forumに登壇されるかたにおススメの本をお聞きしました。
テーマは「ステイホーム中に読んでほしい一冊」。
気軽に外出することが難しくなった昨今、休日を自宅で過ごすことも増えたのではないのでしょうか。
そういった時間を有意義に過ごす方法の一つとして読書があると思います。
この機会に腰を据えてじっくりと本を読んでみるのはいかがでしょう。
紹介いただいたのは以下の5冊です。
~投票結果発表~
DSF2020にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
特別企画 DSF選書~ステイホーム中に読んでほしい一冊~の結果を発表させていただきます。
今回、ご紹介いただいた本のうち、最も票を集めた一冊は……
「UNIXという考え方―その設計思想と哲学」(紹介者:松下享平氏、藤剛宣氏)
でした!
投票された方からは次のようなコメントをいただいております。
・好きだからやっている、という動機でエンジニアを職業としているひとは多いと思います。その一方で、好きでやっているならやらせておけ、という人がエンジニアを管理していたりすると、よいことにならない昨今。自発性と正当な待遇が大切なのはどの職業でも同じですが、エンジニアはそれから置いてきぼりになりがち。より広い視野から発言できるように成長するためには、歴史的、地球的な規模で考える習慣が大切。もっと早くに気づくべきだったなぁ。
・過去何回か読み返したことがありますが、時代によらない普遍的な思想を平易に説明した良書と思います。
・数十年使用しているUnix(Linux)、以前からよくできていると思っていました。その思想、哲学を読んでみたくなりました。
この書籍、紹介文にもあるように日本語版の発売日は今から20年も前になります。日々技術が進み、新しい本に注目が集まりがちなこの技術書というジャンルにおいて、20年前の書籍がこうして同時に2名からお勧め本として紹介され、それが評価されるというのは本当にすごいことだと思います。それだけ普遍的な内容が含まれているのでしょう。私(企画担当)は未読だったのですが、ぜひ読んでみたいと思いました。
そのほかの紹介された本も、どれも気になるものばかりでした。気軽に読める本も、じっくり腰を据えて読みたい本も、ステイホーム期間が終わった先にも皆さまぜひこれらの本をお手に取って、お読みになってはいかがでしょう。
素敵な本をご紹介いただいた講演者の皆さま、そして投票いただいた皆様、本当にありがとうございました。
ぜひぜひ、素敵な読書ライフをお過ごしください。