タイムテーブル【Image & Vision Track】3階チェスターハウス 


10:35

11:15

エンジニアのためのいまさら聞けないディープラーニング入門


(株)ディジタルメディアプロフェッショナル
常務取締役開発統括部長
大渕 栄作 氏


画像認識やAlphaGo囲碁対局、ビックデータ分野で注目を集めているニューラルネットワークやディープラーニングについて、いまさらきけない基礎から解説します。講演を通じて、なぜこれまでは実現が難しかったことが最近できるようになったか、より深いネットワークで学習するとなぜ認識の精度が上がるかなど、素朴な疑問を解決するとともに、周りに対して知ったかぶりができる程度の技術理解を目指します。


 
11:25

11:45

コンピュータビジョンやニューラルネットワークアプリケーションに最適なテンシリカVision P6 DSP


日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
テンシリカ シニアAEマネージャー
松岡 祐介 氏


モバイル、先進運転支援システムやIoTなど様々な分野で、ビジョンプロセッシングアプリケーションは飛躍的に増大しています。一方で、大量のデータストリームをリアルタイムで処理する必要から、専用の高効率なオフロードDSPが必要とされます。本セッションでは、この用途に最適なビジョンプロセッシングに加え組み込み向けニューラルネットワークアプリケーションの処理能力を飛躍的に向上させたテンシリカVision P6 DSPとCNNのソリューションについて、ご紹介します。


 
11:55

12:35

Googleがめざす、誰もが使える機械学習


Google
クラウドプラットフォーム デベロッパーアドボケイト データ&分析チーム
テックリード
佐藤 一憲 氏


ニューラルネットワークとは何か? ディープラーニングはなぜ注目を集めているのか? 実開発での利用の課題は?このセッションでは、これらの疑問について議論し、さらにGoogleフォトやAndroid、Google検索等で利用されているGoogleにおける大規模なニューラルネットワーク導入事例を紹介します。また後半では、Cloud Vision API、Speech API、TensorFlow、CloudMLなど、Googleが提供するスケーラブルでフルマネージドのクラウドサービスについて解説し、Googleの機械学習技術を活用する方法を紹介します。


 
12:45

13:05

最新のディープラーニング技術動向と“EV6x”のご紹介


日本シノプシス(合)
ソリューション・グループ
プロセッサ・ソリューション担当
スタッフ フィールド・アプリケーション・エンジニア
井手野 雅明 氏


本セッションでは最新のディープラーニング技術の動向とその応用例、そして今年発表した高性能CNN(CNN:Convolutional Neural Network)エンジンを搭載した最大4K解像度のリアルタイム処理が可能な1000 GOPs/W性能を持つエンべデッドビジョン・プロセッサ “EV6x”についてご紹介します。


 
13:20

13:40

CEVAの組み込みDNNソリューション


日本CEVA(株)
FAEマネージャ
堀江 誠一 氏


Deep Neural Network 向けのリアルタイム組み込みソリューション、CDNNをご紹介します。

CDNN ( CEVA Deep Neural Network )は、CEVAのヴィジョン信号処理用DSPである CEVA-XM4 コアで動作し、SoCに実装することで、ADAS、セキュリティカメラ、ドローンなどの先端的な製品に利用することができます。また、将来のDNNの発展にも、ハードウェアを変更することなく柔軟に対応することができます。

この講演では、CDNNが対応するネットワークや、実装までのワークフローをご紹介します。


 
13:50

14:30

画像処理ライブラリOpenCVで出来ること・出来ないこと


名古屋工業大学
工学部・情報工学科
准教授
福嶋 慶繁 氏


OpenCVはオープンソースの画像処理ライブラリとしてデファクトスタンダートの地位を確立しています。また、Java, Pythonへの拡張やAndroid,iOSへの対応など、クロスプラットフォームなライブラリとしてますます存在感を強めています。本講演ではこのOpenCVを使って何がどこまで出来るのかを、アルゴリズムを使う立場からとアルゴリズムを開発する立場からの両面から話します。


 
14:40

15:00

C++を用いたSobelフィルタの実装を検証する


日本ワンスピン・ソリューションズ(株)


C++あるいはSystemCで記述したグラフィックアルゴリズムを高位合成を用いて実装する事がありますが、設計の手間を大幅に削減する事が可能です。しかし、C++のコードをハードウェアに容易に変換可能な記述にする事で、問題は依然として残ります。Sobelエッジ検出フィルタのアンタイムドモデルを使用し、3つの典型的な検証の問題-ハードウェアの記述エラーの削減・コードの最適化・仕様に対する実装コードの検証-をどの様に解決出来るのかを説明します。


 
15:15

15:55

画像処理エンジン向けアルゴリズム開発でプロジェクトを炎上させないためにすべきこと


(株)ニコン
映像事業部
大渕 麻莉 氏


画像処理エンジンに実装するアルゴリズムを自社で開発することは、魅力あるデジタルカメラを世に出すうえで大きなメリットがあります。しかし、アルゴリズムの検討開始から性能評価を経て、ハードウェアへの実装および動作検証をおこなっていく中でさまざまな問題が発生します。本発表では、主にアルゴリズム検討からハードウェアへの実装に至るまでのプロセスで発生しがちな問題とそれらの解決方法について紹介します。


 
16:05

16:25

次世代CベースSoC統合設計検証ソリューションのご紹介


新システムビジョン研究開発機構(NSV)
代表理事
東京工業大学・学術国際情報センター
教授
一色 剛 氏


東工大で開発されたC言語によるRTL記述方式・論理合成技術をベースとした、次世代のCベースSoC統合設計検証ソリューションをご紹介します。ANSI-C準拠のC言語RTL記述方式により、アルゴ記述と同等の抽象度のC記述でRTL構造を厳密に定義できるため、各種プロセッサ、キャッシュメモリ、HWアクセラレータ、メモリコントローラ、IOペリフェラル、バス等のすべてのSoC構成モジュールを効率的にCモデルで表現し、これらを高速検証モデルや論理合成可能RTLモデルとして活用できます。この設計技術をベースに、SoCフロントエンドの設計生産性の大幅向上を実現するためのツール環境開発を担う「NSV財団」の活動についてもご紹介します。


 
16:35

17:15

ザイリンクスSDSoC採用事例紹介、及びMPSoCデモ説明


(株)OKIアイディエス
担当課長
高橋 渉 氏


HLSをベースとしたFPGA設計ツールとしてザイリンクスSDSoCが注目されています。弊社では実際にSDSoCを採用した設計開発を行い、現場でその有用性が認識されてきています。今回、その採用事例を紹介します。

また、ザイリンクス社最新デバイスMPSoCのデモンストレーション開発にもSDSoCを使用しましたので、その内容を紹介します。